日本・オーストリア外交樹立150周年記念「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」が、東京と大阪で開催されます。
「ウィーン・ミュージアム・カールスプラッツ」のリニューアル工事に伴い閉館される同館の所蔵作品の多くが来日します。
ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 公式サイト

実際に行った感想や混雑状況、アクセスなどを下記記事でレポートしています。

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末の道」の基本情報
国立新美術館
展覧会名:ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末の道
開催期間:2019年4月24日(水)〜8月5日(月)
開館時間:10:00~18:00
4月5月6月(金・土曜日 10:00~20:00)
7月8月(金・土曜日 10:00~21:00)
4月28日~5月2日、5月5日(10:00~20:00)
入場は閉館30分前まで
休室日 :火曜日(ただし 4月30日は開館)
会場:国立新美術館 企画展示室1E 東京都港区六本木7-22-2
アクセス:東京メトロ「乃木坂」青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
東京メトロ「六本木」徒歩5分、都営地下鉄「六本木」徒歩4分
国立新美術館(東京) チケット情報
チケット料金
当日券 | 前売り券 | |
一般 | 1,600円 | 1,400円 |
大学生 | 1,200円 | 1,000円 |
高校生 | 800円 | 600円 |
中学生以下は無料 |
チケット販売スケジュール
前売り発売 2019年1月11日(金)~4月23日(火)
国立新美術館での発売は、4月22日(月)まで
当日券発売 2019年4月24日(水)~8月5日(月)
チケット購入方法
チケットは当日窓口で購入することができますが、事前に用意しておけば、前売り券は当日券より200円安く、また、当日窓口で並ぶ必要がありません。
公式サイトでオンライン購入
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末の道」の公式サイトからオンラインで購入すると「スマホ画面表示」または「自宅でプリントアウト」で入館します。
「スマホ画面表示」は、購入確認メールに記載されているURLをクリックするとQRコードが表示されるので、入場口でかざします。
「自宅でプリントアウト」は、購入確認メールのURLで表示されるQRコードをプリントアウトして持参すればOKです。
支払はクレジットカード決済のみです。
インターネットで購入
チケットぴあ (Pコード:769-499)
ローソンチケット (Lコード:30404)
セブンチケット (セブンコード:071-854)
オンライン予約や、キヨスク端末で予約・購入することができます。
店舗で購入
【国立新美術館】
開館日のみ販売しています(開館日・営業時間などは確認してください)
企画チケットの取り扱いはありません。
【マルチメディアステーション】
セブンイレブン(セブンコード:071-854)・ローソン(Lコード:30404)・チケットぴあ(Pコード:769-499)・ミニストップ・ファミリーマートなどでチケット購入できます。
企画チケット
デメル ショコラーデントルテ付 前売り券
デメルの「ショコラーデントルテ」と前売券がセット 2,900円(税込)
販売期間は、2019年4月23日(火)まで
展覧会ホームページ、チケットぴあ(Pコード:769-499) 、ローソンチケット(Lコード:30404) 、イープラス、セブンチケット
マイメロディ×エミーリエ・フレーゲ ボールチェーンぬいぐるみ付前売券
マイメロディちゃんが、クリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」に扮しています。
マイメロのボールチェーンぬいぐるみは前売り券とセット 2,600円(税込)
販売期間は、2019年4月23日(火)まで
ローソンチケットのみの販売です。
大学生前売ペアチケット
大学生、大学院生、高等専門学校4.5年生の方が対象 1,700円(税込)
販売期間は、2019年4月23日(火)までで、学生証の提示が必要です。
チケットぴあのみの販売です。
音声ガイド付前売券
城田優さんの音声ガイド(550円)の貸出と前売り券がセットで、1,800円(税込)
販売期間は、2019年4月23日(火)まで
チケットぴあ ローソンチケットで販売されています。
出展される作品
グスタフ・クリムト「エミーリエ・フレーゲの肖像」
クリムトの生涯のパートナーだったエミーリエ・フレーゲの肖像です。
クリムトの死後、エミーリエはクリムトからの手紙などを焼却したので、二人の関係が愛だったのか、友情に変化していたのか想像でしかないが、クリムトの最後の言葉が「エミーリエを呼んでくれ」だったことが、全てですね。
グスタフ・クリムト「パラス・アテナ」
クリムトの弟ジョージが制作した黄金の額縁に入っており、迫力が増しています。
「パラス・アテナ」は、ギリシャ神話で最高の女神で、腕には女神の象徴である梟、右手には勝利の女神ニケ、甲冑は黄金色に輝いています。
グスタフ・クリムト「愛」
男女の抱擁、今にも口づけしそうな感じなんだけど、情熱的というよりも何となく悲しさを感じてしまいます。上部に描かれたぼんやりと顔は、女性の中のいろいろな顔を表しているんだって。女にはいろいろな顔があるから・・・いや、男もか(笑)
エゴン・シーレ「自画像」
クリムトの弟子エゴン・シーレの自画像。
エゴン・シーレの作品は好き嫌いが分かれますが、私は好きです。

マクシミリアン・クルツヴァイル「黄色いドレスの女性」
ウィーン分離派結成メンバーだったマクシミリアン・クルツヴァイル。
画家のフランス人の妻マルタを描いた作品で、黄色いドレスが印象的である。
「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末の道」のまとめ
出展数は、東京が400点・大阪が330点と大変多いです。
クリムト、シーレ、ココシュカの作品だけでなく、工芸、デザイン、インテリアなど、様々なタイプの美術品が展示されます。
クリムト47点、シーレ22点、ココシュカ17点の作品が見られるチャンスです。
展示会に行く前に!
エゴン・シーレ オスカー・ココシュカ について知っておくとより楽しめます。
2019年8月27日から国立国際美術館(大阪・中之島)で開催される「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末の道」詳細はこちらをご覧ください。

「ウィーン・モダン クリムト、シーレ世紀末の道」と同時期に東京都美術館で開催される「クリムト展ウィーンと日本1900」もおすすめです。


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