ベルクグリューン美術館は、ドイツの美術商であったハインツ・ベルクグリューンの個人コレクションを収める美術館で、ベルリン国立美術館群ナショナルギャラリーに属し、数々の展覧会を開催し世界的な評価を得る美術館です。
ベルクグリューン美術館開館以来、主要な作品が国外に貸し出しされるのは初であり、改修のために実現した展覧会は貴重なものとなっています。
来日する97点の作品のうち日本初公開は76点、日本の国立美術館の所蔵作品11点を加えた108点の作品が一堂に会します。
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ピカソとその時代 基本情報
展覧会名 ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館
開催期間 2023年2月4日 ~ 2023年5月21日
開館時間 10:00〜17:00(金・土曜日 20:00まで) 入館は閉館の30分前まで
休館日 月曜日(ただし5/1は開館)
会場 国立国際美術館 大阪市北区中之島4-2-55
国立国際美術館(大阪)アクセス
JR「大阪駅」徒歩20分
京阪「渡辺橋駅」徒歩5分
大阪メトロ「肥後橋駅」徒歩7分
大阪メトロ「淀屋橋駅」徒歩15分
京阪 中之島線「渡辺橋駅」からのアクセス(徒歩5分)
国立国際美術館へは京阪「渡辺橋駅」からが、一番近いです。
京阪「渡辺橋駅」の改札を出たら、左へ進みます。
階段をのぼります。
案内看板を確認しながら、右奥へ進みます。
「2番出口」の案内に従って進みます。
左側にエスカレーターがあるのであがります。
エスカレーターをあがったところにある階段をあがります。
2番出口にでるので、歩道まで行き、左に進みます。
100m先の田簑橋南詰交差点の横断歩道を渡って左折し、大阪中之島美術館の横を抜けます。
羽根の形のような国立国際美術館に到着です。
JR大阪駅からのアクセス(徒歩20分)
JR大阪駅「桜橋口」「中央口」から徒歩で国立国際美術館へのアクセスをわかりやすく説明しています。梅田の地下街はわかりにくいので、地下街を抜けるまで画像付きでご紹介します。
大阪メトロ(地下鉄)肥後橋駅からのアクセス(徒歩7分)
大阪メトロ 肥後橋駅からは徒歩7分くらいで、道順もわかりやすいです。
肥後橋駅 9番出口を出ると北向き一方通行の四ツ橋筋に出ます。
すぐ前にある歩道を右折します(出口からはUターンする感じになります)
四ツ橋筋方向からみるとこんな感じで、9番出口出てすぐの角を曲がります。
少し曲がった四つ角をそのまま直進します。
道なりに進みます。
そのまま進むと土佐堀通りに突き当ります。
土佐堀通りを横断します。
渡ったところに案内板があり、ここから国立国際美術館が見えます。
そのまま進んでもいいし、横断歩道を渡って右折して進んでもいいです。
筑前橋を渡ります。
国立国際美術館に到着です。
地下鉄 肥後橋駅から徒歩7分くらいで、最初の道さえ間違えなければ迷うところはありません。
大阪メトロ/京阪 淀屋橋駅からのアクセス(徒歩15分)
大阪メトロ(御堂筋線)と京阪の淀屋橋駅は地下道でつながっています。
出口7から出ると大きな交差点があるので渡り、右手に大阪市役所を見ながら進みます。そのまま大川を渡り、渡り切ったらすぐ左の遊歩道を川沿いを進みます。途中、交差点で遊歩道が途切れますが、そのまま川沿いを進みます。筑前橋北詰の交差点の斜め前が国立国際美術館です。
淀屋橋を渡って大川の川沿いを西(左)に進めばいいだけなので、簡単です。
徒歩15分くらいです。
音声ガイド
音声ガイドのナビゲーターは、俳優・長谷川博己です。
収録時間:約30分
貸出料金:1台600円(税込)
※ 会場入口にレンタルブースがあります。
ピカソとその時代 チケット情報
チケット料金
一般 2,100円
大学生 1,300円
高校生 900円
※ 中学生以下は無料
※ 心身に障害のある方及び付添者1名は無料(日時指定予約は不要)
※ 一般以外の方は要証明
ピカソとその時代 見どころ
ほとんどの作品が撮影OKですが、一部撮影不可の作品があるので注意してくださいね。
パブロ・ピカソ「緑色のマニキュアをつけたドラ・マール」
「泣く女」のモデルとして有名なドラ・マール。
写真家でもあったドラ・マールは、大作「ゲルニカ」の制作過程を写真に納めています。
ピカソの関心が別の女性に移ったことで情緒不安定になり、心の拠り所を求めてカトリック教会にはいり、その生涯を終えています。
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パブロ・ピカソ「黄色のセーター」
見えるはずのない顔の部分を描くことで、正面なのか横顔なのかわからない、ピカソのアレ!
どこがどうなっているのかわからない指、ピカソのアレ!
そんなアレ!の作品
パブロ・ピカソ「女の肖像」
最初見た時、なんだか不安にさせられるなぁ~と思って見てましたが、ジッと見てたらバランスがすごくいいことに気付いて、この女性すごい美人なんじゃない?と、気持ちが揺れた作品。
パブロ・ピカソ「大きな横たわる裸婦」
第二次世界大戦中、ドイツの占領下のパリに残ったピカソは、アトリエへの出入りも制限され、作品を発表することも禁止されて、息苦しい生活をします。その頃に描かれた作品です。
パブロ・ピカソ「ジャウメ・サバルテスの肖像」
ピカソ「青の時代」の作品
唇がうっすら赤みがかっているのみで、冷たい印象でした。
パブロ・ピカソ「雄鶏」
コケッ!って怒ってそうな雄鶏。
いいなぁ~すごく好きだ!
パウル・クレー「Gの一角」
絵本にでてきそうな可愛らしい街。
パウル・クレー「平面の建築」
パウル・クレー「少女たちの光景」
よ~く見てください。描かれている少女たちの胴体が切断されてるんですよ。
なんだか犯罪者が以前こんな絵を書いていましたって出されるときの絵に似てる感じがして、ゾワッとしたんだけど、どんな意味があるんだろう?
アンリ・マティス「ドラゴン」
すごく好き!ドラゴン!!
アンリ・マティス「雑誌 ヴェルヴ 第4巻13号の表紙図案」
踊ってますね。
まとめ
「ピカソとその時代 ベルリン国立ベルクグリューン美術館展」は、大阪でピカソ作品をたくさん見られるチャンスです。今回、日本初公開の作品も多くあります。
雨降りの平日午前中だったからか入場者が少なくて、ゆっくり鑑賞することができました。
撮影不可の作品のみ【カメラマークに/】のプレートが付いているので、撮影前に確認しましょう。
それ以外の作品は撮影OK!
会期終盤は混雑するので、お早めに!
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