「ルーヴル美術館展 愛を描く」は、ルーブル美術館の膨大なコレクションから70点余りの作品が来日します。いろいろな愛の形、表現の様相を感じることができる展覧会となっています。
京都市京セラ美術館で、2023年6月27日~9月24日まで開催されます。
ルーヴル美術館展 基本情報
展覧会名 :ルーヴル美術館展 愛を描く
開催期間:2023年6月27日~9月24日
休館日 :月曜日(7/17・9/18は開館)
開館時間:10時 ~ 18時 ※入館は閉館の50分前まで
会場:京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階 新館 東山キューブ
京都市左京区岡崎円勝寺町124
アクセス:バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」下車すぐ
地下鉄「東山」徒歩7分/京阪「三条」徒歩15分
音声ガイド
案内人は満島ひかりさん、解説ナレーターは声優の森川智之さんが担当されます。
650円(税込)一人一台です。
コインロッカーはあるのか?
1階にコインロッカーがあります。100円返却式なので取り忘れに注意!
ロッカーに入らない大きさの荷物は、1階インフォメーションで預かってもらえます。
コインロッカーに財布を入れてしまうと、ショップでお買い物ができなくなるし、防犯上でも財布や貴重品はロッカーに入れないほうが良いです。
ルーヴル美術館展 チケット情報
通常チケット
当日券 | 前売券 | |
一般 | 2,100円 | 1,900円 |
高校生・大学生 | 1,500円 | 1,300円 |
小学生・中学生 | 800円 | 1,000円 |
未就学児無料。
学生料金でご入場の際には学生証をご提示ください。
日時指定予約制
入場区分は、10:00から16:30まで30分刻みで14区分されています。
事前予約が定員に達している日時でも、別途当日入場枠があるので当日券の発売はあります。
スペシャルチケット
【京友禅】おふきmini付チケット
前売り 2,780円 / 当日 2,980円
源氏物語をイメージしたスマホふき「おふきmini」が付いたチケット
この「おふき」は京都限定となっています。
【お香】京都のお香付チケット
前売り 3,400円 / 当日 3,600円
老舗 松栄堂とのコラボしたお香5種類が付いたチケット
源氏物語に登場する愛に翻弄された男たちをイメージしたお香です。
チケット購入場所
公式サイト から各チケットサイトへ移動することができます。
イープラス・ローソンチケット・チケットぴあ・セブンチケットなど
ルーヴル美術館展 見どころ作品
私の超個人的感想とともに見どころ作品をご紹介しています。
フランソワ・ブーシェ「アモルの標的」
1758年 油彩・カンヴァス、268×167cm
アモル(Amor)は、愛の神クピド(Cupido)英語読みキューピッド、翼の生えた天使。
4人のアモルは、矢が刺さったハートの的に喜び、2人のアモルは、弓と矢を燃やして使えないようにしています。「真実の愛は一度だけ」ってことかな?
アモル達のぷにょぷにょ感が可愛い♪
アントワーヌ・ヴァトー「ニンフとサテュロス」
1715年~1716年 油彩・カンヴァス、73×107.5cm
無防備に眠っているニンフの布を、静かに近づいて取ろうとしているサテュロス。
ニンフの白い肌とサテュロスの褐色の肌のコントラストが鮮やかです。
サッソフェラート「眠る幼子イエス」
1758年 油彩・カンヴァス、309×210cm
聖母に抱かれて眠るイエス・キリストが、とても愛らしい。
サミュエル・ファン・ホーホストラーテン「部屋履き」
1669年 油彩・カンヴァス、103×70cm
画中画「父の訓戒」は、娼婦の値段交渉が描かれた作品。
無造作に置かれた部屋履きと薄汚れた部屋は、家主が恋に夢中になり長らく不在である暗示。
画中画は、娼婦の値段交渉をしている作品 テルボルフ「父の訓戒」のようです。
ジャン=オノレ・フラゴナール「かんぬき」
1778年 油彩・カンヴァス、74×94cm
情熱的?暴力的?どっちなんだろう。
ベッドが乱れてるから一度は倒れ込んだけど、女性が逃げようとしたから抱きすくめて、閂を掛けてるところかな。
フランソワ・ジェラール「アモルとプシュケ」
1798年 油彩・カンヴァス、189×132cm
翼のある青年アモル(キューピッド)と王女プシュケ。
ギリシャ神話で、プシュケの美貌に嫉妬したヴィーナスが、恋の矢を使ってプシュケと醜い男を一緒させるように息子のアモルに命令したんだけど、恋の矢がアモルに当たってしまい、プシュケとアモルが恋に落ちてしまったってお話です。
愛おしそうにキスするアモルとは対照的にプシュケは無表情で目線も合わせていないけど、恋に落ちてるんだよね?
アリ・シェフェール「パオロとフランチェスカ」
「ダンテとウェルギリウスの前に現れたフランチェスカ・ダ・リミニとパオロ・マラテスタの亡霊」
義弟パオロと恋に落ちたフランチェスカ、夫に気付かれて二人とも刺殺されます。
よく見るとパオロの右胸あたり、フランチェスカの左背中に刺し傷が見えます。
初作はロンドンのウォレス・コレクション所蔵で、その20年後に再度描かれた作品が本作品である。
傷跡や表情がほんの少し変わっています。
ルーヴル美術館展 まとめ
「ルーヴル美術館展」は、東京の国立新美術館で6月12日まで開催され、次に京都市京セラ美術館に 2023年6月27日~9月24日 巡回します。
京都でルーヴル美術館作品を見ることができるチャンスです。
京都市京セラ美術館周辺は、平安神宮や岡崎公園など散策できる場所があります。
絵画を楽しんで、のんびり散歩してみては如何でしょうか。
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