横浜美術館で開催されている「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」
横浜美術館開館30周年を記念して、オランジュリー美術館からルノワールをはじめ、セザンヌ、マティス、ピカソ、ルソーなどの作品69点が来日しています。
オランジュリー美術館の改修工事に伴う貸出で、前回の来日から21年ぶりです。
混雑状況、所要時間、グッズなどを調べてみました。
- オランジュリー美術館展 基本情報
- オランジュリー美術館展の混雑状況は?
- オランジュリー美術館展の所要時間は?
- オランジュリー美術館展のグッズ
- オランジュリー美術館コレクションの見どころ作品
- オーギュスト・ルノワール「ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」
- オーギュスト・ルノワール「ピアノを弾く少女たち」
- ポール・セザンヌ「りんごとビスケット」
- アンリ・マティス「赤いキュロットのオダリスク」
- アンリ・ルソー「婚礼」
- パブロ・ピカソ「布を纏う裸婦」
- クロード・モネ「アルジャントゥイユ」
- アルフレッド・シスレー「モンビュイソンからルヴシエンヌへの道」
- アメデオ・モディリアーニ「アントニア」
- キース・ヴァン・ドンゲン「ポール・ギョームの肖像」
- アンドレ・ドラン「アルルカンとピエロ」
- マリー・ローランサン「マドモアゼル・シャネルの肖像」
- モーリス・ユトリロ「サン=ピエール教会」
- シャイム・スーティン「小さな菓子職人」
- オランジュリー美術館コレクション展 まとめ
オランジュリー美術館展 基本情報
展覧会名 | オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち |
開催期間 | 2019年9月21日(土)~202年1月13日(月・祝) |
開館時間 | 10:00~18:00(金・土曜日 10:00~20:00) 入館は30分前まで |
閉館日 | 木曜日(12/26は開館) 年末年始(2019年12月28日~2020年1月2日) |
会場 | 横浜美術館 横浜市西区みなとみらい3-4-1 |
アクセス | 「みなとみらい」駅から徒歩3分 「桜木町」駅から徒歩10分 市営バス「横浜美術館」下車すぐ |
フランス、パリにあるオランジュリー美術館は、印象派とポスト印象派の美術館で、ルノワール、セザンヌ、モネ、マティス、モディリアーニ、ルソー、シスレーなどの作品を収蔵しています。
元々は宮殿のオレンジ温室(オランジュリー)でしたが、モネの「睡蓮」の連作を展示するために美術館になりました。
オランジュリー美術館 チケット
当日券 | |
一般 | 1,700円 |
大学生・高校生 | 1,200円 |
中学生 | 700円 |
65歳以上は1,600円(美術館券売所で対応) | |
小学生以下は無料 |
学生、65歳以上は証明書が必要。
障がい者手帳を持ってる人と介護者1名は無料。
観覧当日、本展のチケットで「横浜美術館コレクション展」も観覧できます。
チケット購入方法
東京・上野の森美術館「ゴッホ展」と相互割引になっているので、「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち展」のチケット(使用済み可)を提示すると「ゴッホ展」当日券が100円割引になり、「ゴッホ展」のチケット(使用済み可)を提示すると「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち展」が当日券が100円割引になります。
オランジュリー美術館展の混雑状況は?
公式 Twitter や行かれた人のTwitterからみると、空いてるようです。
同じ展覧会の同じ会場にいても「混雑してた」「空いてた」と人それぞれ感じ方が違いますが、みなさん、ゆっくり鑑賞できたとつぶやかれています。
混雑が予想される日
- 祝日を含む連休
2019年 10/12,13,14(土・日・祝)
2019年 11/2,3,4(土・祝・振替)
2019年 11/23,24(祝・日) - 最終間近
2020年 1/3~13(月・祝)
上記の期間は混雑が予想されます。
オランジュリー美術館展 空いてる曜日は?
横浜美術館は木曜日休館なので、平日火曜日・水曜日・金曜日がおすすめです。
また、金曜日・土曜日は20時まで開館しているので、金曜日・土曜日の夕方以降も、ゆっくりできると思います。
オランジュリー美術館展 空いている時間帯は?
オランジュリー美術館展の所要時間は1時間~1時間30分くらいなので、16時(金曜日・土曜日は18時)以降に入場すると空いていると思われます。
オランジュリー美術館展の混雑状況を確認する方法は?
当日の混雑状況を確認するには、公式ツイッターをチェックしましょう。混雑しているとつぶやいてくれるので、お出かけ前にチェックするといいでしょう。
Tweets by Renoir_12
「オランジュリー美術館展、横浜美術館、混雑」などのキーワードでツイッター検索するとみなさんのつぶやきが確認できます。
楽しみにしていたオランジュリー美術館展がついに始まりました!
連休中で混雑を覚悟してたけど、まだ周知されてないのか、すいていてじっくり鑑賞できました? https://t.co/qiaLvrQRPL— ゆら0823 (@TVErgUBvx1te147) 2019年9月22日
金曜夜の横浜美術館『オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち』展。「横浜美術館+印象派」という超混雑必至の鬼門のように思えたので穴場の夜9時延長開館日を狙った。館側も特設ロッカー設置の構えのところ、混雑無縁で本当にゆっくり鑑賞できたのは正解だった。 pic.twitter.com/lMzVC8wEPd
— 高谷守 (@Rekifechi) 2019年9月28日
オランジュリー 美術館コレクション@横美
出展数は70もないけど、ほぼ全てが真作なので見応えあり。数年前の新美のオランジュリー 展との被り作品も少なかったイメージ。
ポスカはルノワールとマティスから。
横美は広くて混雑もしないので大好きです。 pic.twitter.com/p5eyuPBD20
— sad day?? (@sorinsorin3) 2019年9月28日
オランジュリー美術館展の所要時間は?
1時間~1時間30分です。
閉館2時間前までに入館されると、閉館までに見ることができますね。
オランジュリー美術館展のグッズ
展覧会公式図録 2,300円(税抜)
本展の作品公式図録、カラー図版。
ミニ図録 1,200円(税抜)
図録のミニ版もカラー図版。
えの木てい 横濱ローズサブレ 800円(税抜)
限定パッケージに入った、バラの花びらの入ったバラの形のサブレ。
画家イラスト トートバッグ 2,000円(税抜)
画家たちの似顔絵が描かれたトートバッグ。A4サイズも入る大きさ。
リサとガスパール マスコットキーチェーン 各1,500円(税抜)
本展限定の画家になったリサとガスパールのマスコットキーチェーン。
リサとガスパール クリアファイル 450円(税抜)
本展限定デザイン。
HACCI はちみつ洗顔石けん 各1,800円(税抜)
トラベルサイズ5g×4個、バッグ型パッケージ。
その他、ポストカード、カレンダー、オレンジチョコレート、一筆箋、しおりなどがあります。
#オランジュリー美術館 展で購入したグッズ!
はちみつ石鹸のセットはどうせ勿体無くて使えないよな…と思いつつパッケージの可愛さに負けて買った!あとは実用的な一筆箋2種と栞とクリアファイル…とクッキー笑 pic.twitter.com/9PPm0euYZN
— 舞 (@Loiseau_blue_4u) 2019年9月23日
ミュージアムグッズでの注目は、HACCI はちみつ洗顔石けん。HACCI初のミュージアムコラボ商品。8作品がモチーフで4つがパッケージに。一つ一つに泡立てネットが入っているので、お友達へのおみやげとしても喜ばれそうです。横浜美術館「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち展」(写真許可 pic.twitter.com/GeYjocbgPy
— コロコロ (@korokoro_art) 2019年9月21日
今日の戦利品。
ルノワールと12展の図録
2020年カレンダー
クリアファイル2つ
ポストカード6枚
ブックマーカー3枚
ローズサブレ
オレンジチョコレートちゃんとお菓子も買った?#ルノワールと12人展 #横浜美術館 pic.twitter.com/DWxSYUFFMw
— じぇりど (@titansrx178) 2019年9月21日
オランジュリー美術館コレクションの見どころ作品
オーギュスト・ルノワール「ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル」
画家の友人の娘を描いた作品で、ピアノを弾いているのが姉、見ているのが妹です。
裕福な家庭の幸せな一コマ。後ろの壁には交流のあったドガの作品が掛けられています。
73×92cm、油彩・カンヴァス
オーギュスト・ルノワール「ピアノを弾く少女たち」
116×81cm、油彩・カンヴァス
この作品は同じ構図の作品があります。
ピアノを弾いている少女はほとんど同じに見えますが、傍らの少女のポーズは違います。
ぼんやりと楽譜を見ていたり、少女に話しかけているようであったりの違いがありますが、どの作品も楽しそうな雰囲気が伝わってきます。
左:オルセー美術館所蔵
右:メトロポリタン美術館所蔵
ポール・セザンヌ「りんごとビスケット」
セザンヌはりんごを主題とした作品を多く残しています。
静物画に重要視していたセザンヌは「りんごでパリを驚かせたい」と語っていたと言われる。
45×55㎝ 油彩・カンヴァス
アンリ・マティス「赤いキュロットのオダリスク」
50×61cm 油彩・カンヴァス
アンリ・ルソー「婚礼」
163×114cm 油彩・カンヴァス
パブロ・ピカソ「布を纏う裸婦」
160×95cm 油彩・カンヴァス
クロード・モネ「アルジャントゥイユ」
56×67cm 油彩・カンヴァス
アルフレッド・シスレー「モンビュイソンからルヴシエンヌへの道」
46×61cm 油彩・カンヴァス
アメデオ・モディリアーニ「アントニア」
82×46cm 油彩・カンヴァス
キース・ヴァン・ドンゲン「ポール・ギョームの肖像」
100×74cm 油彩・カンヴァス
アンドレ・ドラン「アルルカンとピエロ」
175×175cm 油彩・カンヴァス
マリー・ローランサン「マドモアゼル・シャネルの肖像」
92×73cm 油彩・カンヴァス
モーリス・ユトリロ「サン=ピエール教会」
76×105cm 油彩・厚紙
シャイム・スーティン「小さな菓子職人」
73×54cm 油彩・カンヴァス
オランジュリー美術館コレクション展 まとめ
横浜美術館で開催中のオランジュリー美術館コレクション展は、今のところあまり混雑していないようです。
展覧会は終盤になるほど混みあってきます。ゆっくりと観覧されたい方は、早めに行かれることをおすすめします。
今回、オランジュリー美術館の改装のより滅多に貸し出しされないもの69点の作品が来日。パリまで行くには大変だけど、日本で見られるチャンスです。
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