東京・上野の森美術館「フェルメール展」展示作品 日本初公開3点!

東京・上野の森美術館で開催されているフェルメール展ですが、どんな作品が展示されているのか?

今回の「フェルメール展」で展示される作品とそれぞれの詳細をご紹介します。

会期中に展示作品の入れ替えがあるので、行かれる前に確認しましょう。

 

「フェルメール展」展示作品一覧

 

今回の「フェルメール展」では、日本初公開3点あります。

 

マリアとマルタの家のキリスト

スコットランド国立美術館

158.5×141.5cmあり、フェルメール作品の中で一番大きな作品。

聖書に関する題材を描いたもので、マリアとマルタ姉妹の家に招待されたキリスト。
マリアは座ってキリストの言葉を熱心に聞いているが、マルタはキリストをもてなそうと
食べ物をすすめている。キリストは、マリアの姿勢を褒め、マルタに話しを聞くように諭している場面である。

 

牛乳を注ぐ女

アムステルダム国立美術館

「真珠の耳飾りの少女(青いターバンの少女)」と並ぶ有名な作品。

左から差し込み優しい光が、女性の鮮やかな黄色と青い服装を際立たせています。

この作品をアムステルダム国立美術館で見たのですが、レンブラントの圧倒されるような大きな「夜警」を見たあとにも関わらず、小さな「牛乳を注ぐ女」は、とても心に残る作品でした。フェルメール作品「小径」と「青衣の女」と並べて展示されていました。

 

ワイングラス(紳士とワインを飲む女)日本初公開

ベルリン国立美術館

男性が若い女性にワインを飲ませている=誘惑しているところです。
女性に注目すると、ワイングラスの中に鼻を突っ込んでおり、飲む干して様に見えるし、男性の手がデカンタを掴んでいるので、もっと飲ませようしてるように思えます。
窓のステンドグラスの模様は「節制」を表し、それらの行為の警告として描かれています。

 

リュートを調弦する女

メトロポリタン美術館

悪い環境に置かれていたため保存状態が悪く、真偽を疑われていたが、現在真作と認められている作品。以前「窓辺でギターを弾く女」と呼ばれていましたが、ギターじゃないし、弾いてないですね。

これから来るであろう恋人を思って、窓の外を見るめているところです。

 

真珠の首飾りの女

ベルリン国立美術館

フェルメールの作品によく登場する「黄色い上着」を着た女性が、身に着けた真珠の首飾りを持ち上げて、鏡を見ている姿です。
背景に地図が描かれていた後に塗りつぶしたことが、X線画像によりわかっています。

 

手紙を書く女

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

「真珠の首飾りの女」と同じ、白い毛皮のついた黄色い上着を着ています。
テーブルの上には、真珠の首飾り・両耳の真珠のイヤリング、たくさんのリボン、こちらを伺う表情がとても優雅な雰囲気です。

 

手紙を書く婦人と召使

アイルランド国立美術館

個人所有のときに2度の盗難になっており、2度目の盗難後発見されるまでの間に現物不在で寄贈され、返還されたのち、そのままアイルランド国立美術館に所蔵されています。

婦人が手紙を書き終わるのを待っている召使。召使の組んだ腕と視線がイラ立ちと退屈を意味し、これから手紙を届けなければならない自分の立場に不満を持っているとの解釈と、召使の態度がこの手紙に関して共犯関係にあるとすると解釈にわかれています。

 

赤い帽子の女 日本初公開

ワシントン・ナショナル・ギャラリー

この作品は、22.8×18cm と小さく、キャンバスではなく「板」に書かれており、真偽を疑う声もあります。

12月20日(木)までの展示

 

取り持ち女 日本初公開

アルテ・マイスター絵画館(ドレスデン国立古典美術館)

年記が残る3点の作品のうちの1点で、作品右下にサインと共に制作年も記されており、フェルメールには珍しい風俗画で、140×130cm と大きさも大きい。

取り持ち女とは売春婦と客の仲介をする女性で、左から2番目にいる女性が「取り持ち女」である。赤い服の男性が客で、黄色い服の女性が売春婦、左端の男性は?フェルメールの自画像説があるが真偽はわからない。

2019年1月9日(水)~会期終了までの展示

 

会期中に入れ替えのある作品

 

「赤い帽子の娘」:2018年12月20日(木)まで

「取り持ち女」:2019年1月9日(水)~2月3日(日)

重なっている日がないので、両方の作品を見るには、2回行く必要があります。

また、12月21日(金)~1月8日(火)は、どちらの作品の展示もないということなので、見たい作品の展示日を確認して行きましょう。

 

フェルメール展 展示作品まとめ

 

2018年10月5日から開催されている、東京・上野の森美術館「フェルメール展」で展示される作品を紹介しました。

日本初公開の作品「ワイングラス」「赤い帽子の女」「取り持ち女」3点あります。

会期中に「赤い帽子の女」と「取り持ち女」入れ替えがあるので、展示期間に注意してください。

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