東京 上野の森美術館で開催されている「フェルメール展」
現存する作品が33~37点(真偽がわからないものがあるため)のうち、東京展・大阪展合わせて10点も来日しています。
また、日本初公開の作品があり、多くの人が上野の森美術館を訪れています。
東京 フェルメール展へ行ってきたので、当日券の販売状況・入館までの時間・館内の混雑具合・所要時間などをお知らせします。
現在開催されている フェルメール 大阪展のアクセス・混雑状況・混雑回避方法・所要時間・チケット情報などは下記記事をご覧ください。

フェルメール展 当日券の販売状況は?
画像は11時30分すぎに撮影したので、9:30~10:30が×になっていますが、全ての時間帯の販売がされていました。
当日券の販売状況を確認するには、フェルメール展 公式ツイッターで確認することができます。
当日券も前売りチケットと同じように、会場のチケットカウンター・セブンイレブンで購入することができます。
指定時間帯の後半は、チケットカウンターも空いているので、会場への到着時間がハッキリしない場合には、会場での購入をおすすめします。
指定時間帯の後半は、チケットカウンターも空いています。
平日10時頃は、1・2番窓口のみ開いており、5番は前売り券の販売がされていました。
フェルメール展 コインロッカーはあるのか?
チケットカウンター側を向いて、右奥と後ろ側にコインロッカーがあります。
コインロッカーエリアに行くには、チケットの日時確認があります。
100円を入れるとあとで100円が戻ってくる100円返却式なので、荷物を預けたい方は、100円玉を準備しておきましょう。
館内でコロコロを引いてる人がいて、メッチャ邪魔でした。自分の後ろ2人分くらい場所を取るし、空いてると思って行くと足元にコロコロがあってぶつかったりするので、大きな荷物や引っ張るタイプの荷物は、預けるようにしましょう。
フェルメール展 混雑状況は?
入場までの行列は?
入場までの間に係員さんにお聞きしたところ、同じ入場時間帯でも前半と後半では待ち時間がかなり違うそうです。
9:30~10:30の時間枠の場合、8時30分くらいから並ぶ人がいるので、入場時間の9:30には結構な行列ができており、10時頃までは並ぶ必要があるが、10時15分を過ぎれば行列はないとのことでした。
時間枠の前半は必ず行列になっているので、後半の入場がおすすめです。
館内の混雑具合は?
日時指定入場制で、時間枠内に入館する人数が制限されているため、それほど混雑はしていません。
もちろん「フェルメール・ルーム」は、混雑していますが、流れがあるので、一番前に流れそうな列を見極めて並んでいると徐々に進んで、一番前で見ることができます。
一番人気のある「牛乳を注ぐ女」は、とても多くの人が集まっていますが、それでも待っていれば、一番前でじっくりと見ることができます。
フェルメール展 順路どおりでなくても大丈夫
入館するとすぐに2階に上がります。2階の1~5の部屋には、フェルメールと同時期の17世紀オランダ画家、ハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンらの絵画が展示されています。その後、1階に下りるとシアタールームがあり、白い光の通路を通れば「フェルメール・ルーム」です。
「フェルメール・ルーム」の出口に「牛乳を注ぐ女」の横の出口を出ると、会場に戻ることができなくなります。
順路
1、オランダ人との出会い 肖像画
2、遠い昔の物語 神話画と宗教画
3、戸外の画家たち 風景画
4、命なきものの美 静物画
5、日々の生活 風俗画
6、光と影 フェルメール・ルーム
やはり、入館後すぐの1~2の部屋は混雑しており、係員の方から「空いてる作品からご覧ください」と言われたので、順路の逆走はいいのか訊ねたら、フェルメール・ルームを出ない限り行き来は自由だと言われました。
入館後、1~5をとばして「フェルメール・ルーム」から鑑賞することもできます。
フェルメール展 所要時間は?
入館して作品鑑賞してグッズ購入して、2時間程度だし、1~5の会場をササッと見て「フェルメール・ルーム」をじっくり鑑賞してグッズ購入しなければ、1時間って感じです。
フェルメール展 混雑回避する方法は?
朝一の時間帯に一番乗り
9:30~10:30の指定時間帯のチケットを購入して、8:30頃から番号並び、一番乗りで入館して「フェルメール・ルーム」に直行する方法。
「フェルメール・ルーム」内の鑑賞人数が一番少ない方法だと思いますが、入館までに1時間程度並ぶ必要があります。
指定時間帯の終了間際10分間に入館
指定時間後半は会場チケットカウンターも空いているし、入館までの行列もありません。
終了間際には、前半に入館した人達がそろそろ退館する時間帯で、指定時間帯終了後30分間は、次の入館者がいません。
入館までに並ぶ必要もなく、館内の人数の少ないと予想されます。
上野の森美術館「フェルメール展」行った感想
到着時間がハッキリしなかったので、会場で当日券を購入しました。
入場まで10分程度かかり、入館時に作品説明の小冊子がもらえるので、受け取りましょう。
それぞれの展示作品に説明文はないので、展示番号と小冊子の番号を照らしながら、鑑賞するとより楽しいです。
小冊子をもらったら、音声ガイドの貸し出しブースがあります。
上野の森美術館のフェルメール展は、音声ガイド付きなので、借りましょう。
石原さとみさんの音声ガイドは、ゆったりとした口調で聞き取りやすいです。
音声ガイドのある絵画の横には、音声ガイドのマークがついているので、その番号を入力するとガイドが再生されます。音声ガイドの貸し出しブースの横・小冊子の中に音声ガイドの操作方法が載っています。
入館後「フェルメール・ルーム」に直行し、フェルメールを堪能した後に順路の最初に戻り、1~5会場を見て、もう一度「フェルメール・ルーム」を見ました。
ショップ内も、レジの混雑もありませんでした。
ショップの端にお手洗いがありましたが、数がすくないのか行列でした。
出口を出るとチケットカウンターのところに出ます。
入館から退館まで1時間。
フェルメールの作品は、どれも素晴らしかったです。
また、その他の作品も見応え充分で、特に「手紙を読む女」「手紙を書く男」の対作品が良かったです。
来日するフェルメール作品を全て見るため、次は大阪会場へ行きます。
もうひとつのフェルメール作品が上野にある
上野の森美術館の近くの国立西洋美術館常設展にフェルメール帰属「聖プラクセデス」があります。
帰属とあるように「聖プラクセデス」は真贋がわかりません。
壺に殉教者の血を絞っているところで、その手には十字架が握られています。
言葉にすると怖い絵のように思いますが、とても魅力的な絵です。この作品が真作だったら、フェルメール唯一の模写ということになります。
お時間のある方は、フェルメール展のあとにちょっと寄ってみる価値あると思います。
国立西洋美術館は、ほとんど撮影OKですが「聖プラクセデス」は、撮影不可なので注意してくださいね。国立西洋美術館 常設展500円です。