
ドイツのドレスデン国立古典絵画館から17世紀のオランダを代表する画家たちの名画約70点が来日し、大阪市立美術館で「ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が、開催されます。
上塗りされて隠されていたキューピッドの画中画!
フェルメールの「窓辺で手紙を読む女」の修復後が公開されます。
フェルメールと17世紀オランダ絵画展の基本情報・アクセス・見どころ・感想などをご紹介します。
東京・北海道開催のあと、2022年7月16日から大阪です。
ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展 公式サイト >>
フェルメールと17世紀オランダ絵画展 基本情報

展覧会名 :ドレスデン国立古典絵画館所蔵 フェルメールと17世紀オランダ絵画展
開催期間:2022年7月16日~9月25日
休館日 :月曜日(7月18日、8月15日、9月19日は開館)、7月19日
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
会場:大阪市立美術館 大阪市天王寺区茶臼山町1-82
アクセス:JR・地下鉄 天王寺、近鉄大阪阿部野橋 徒歩5分 天王寺公園内

天王寺駅 地下からのアクセス
JR・地下鉄(大阪メトロ)は「天王寺駅」、近鉄は「大阪阿部野橋駅」です。
全ての路線が地下通路でつながっているので、地下を通ってあべちか4番出口から地上に出ます。

あべちかの4番出口は、階段とエスカレーターがあり、駅側から進むと階段の向こう側にエスカレーターがあります。
4番出口を上がったら左に進みます。(正面に天王寺駅前交番があります)

ひたすら真っすぐ進みます。

途中、ドックランのあるペットパラダイスや地元の物を多く扱っている「よってって」が右手に見ながら進みます。

左側に「てんのうじどうぶつえん」の入口、右に旧黒田藩の蔵屋敷長屋門が見えたら、その間の道を進みます。ここらあたりから通天閣が見えてきます。

やだらかな坂を進みます。

大阪市立美術館に到着です。

駅から徒歩4~5分です。
天王寺駅 地上からのアクセス
天王寺駅前の交差点に陸橋が架かっています。
陸橋から通天閣が見える方向に降りるとすぐにJRの線路を越える橋があるので渡ります。

天王寺公園の入口です。

真っすぐ進みます。

大阪市立美術館への看板があるのでここを右へ行くと地下からのアクセスと同じ道(ペットパラダイスのあたり)に出るので、あとは同じです。

地下からでも地上からでも、駅からは4~5分です。
動物園前駅からのアクセス
大阪メトロ「動物園前駅」からも歩くことができます。
1番出口から地上に上がり、そのまま少し進んで最初の曲がり角を左折します。
「てんのうじどうぶつえん」の矢印看板を目印にしてください。
そのまま進んで、JRの高架をくぐるトンネルを抜けます。
(この先の狭い商店街は大阪らしいディープなところなので苦手な人は、トンネルを抜けてすぐに右へ進み阪神高速沿いを行けば天王寺動物園ゲートに着きます)
そのまま、アーケードのある狭い商店街を進むと「きてやこうて屋」があるので、左の道を進みます。
「串かつだるま」に突き当たったら、右折して真っすぐ進んでください。

すぐに天王寺動物園のゲートが見えます。ゲート横の階段を上がってください。

階段を上ると正面に大阪市立美術館が見えます。

手前の階段を上がれば目の前に美術館があります。

振り返ると通天閣がきれいに見えますよ。
コインロッカーはあるの?
美術館に入って左手に100円返却方式のコインロッカーがあります。取り忘れに注意です。
コインロッカーに財布を入れてしまうと、ショップでお買い物ができなくなるし、防犯上でも財布や貴重品はロッカーに入れないほうが良いです。
音声ガイド
音声ガイドナビゲーターは、女優の小芝風花さんと声優の梅原裕一郎さんです。
収録時間 1台 600円(税込)
フェルメールと17世紀オランダ絵画展 チケット情報
チケット料金
当日券 | 前売・団体券 | |
一般 | 2,100円 | 1,900円 |
高大生 | 1,500円 | 1,300円 |
- 中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
- 大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金
- 団体は20名以上
予約優先制について
土日祝、8/12、8/15、9/20、9/21、9/22 に来場する方は、入場予約日時指定をされた優先での入場となります。
上記の期間に来場する「チケットが必要ない方」も、入場予約日時指定(無料)が必要です。
予約優先制対象日に予約なしで来場の場合、入場まで待つ可能性があります。
チケット購入場所
- 公式サイト >>
- ローソンチケット(Lコード:58666)
- チケットぴあ(Pコード:993-673)
- イープラス
- CNプレイガイド
- セブンチケット(セブンコード:095-939)
- 産経iD(ファミリーマート引取)
公式サイト オンライン予約の方法
公式サイト オンラインチケット予約 >>
①チケット選択
- 日時指定観覧券を購入
- 日時指定予約のみを購入(すでに観覧券を持っている場合)

- 日時指定予約のいらない平日のチケット予約

② カレンダーから予約日と時間を選択(日時指定予約チケットのみ)

③ 購入枚数を選択して「チケットを選択する」
④ 確認画面で日時枚数をチェックして「次へ」
⑤ 購入者情報を入力
- Eメールアドレス
- 名前(姓)
- 名前(名)
- フリガナ
- 国
- 州/省(入力不要)
- 郵便番号
- 都道府県
- 市区町村番地
- 建物名、部屋番号
- 電話番号
- 性別
- 年代
⑥ 利用規約を読んで、同意するチェックを入れて「チケットを申し込む」
⑦ 支払い情報入力(クレジットカード・d払いなどの情報を入力)
⑧ 申込番号が表示されるので、メモするかスクリーンショットを撮ります
⑨ QRコードが表示されます
⑩ イーテックスからメールが届いているので確認!
メールの中の再表示用URLをクリックすると、QRコードがでます
あべのハルカスとの相互割引
あべのハルカス美術館「ピーターラビットTM展」(2022年7月2日~9月4日)と相互割引になっていますので、観覧券(半券可)の提示で当日券を100円引きで購入できます。
(1枚に1回限り有効、他の割引券との併用不可)
コラボチケット
大阪マリオット都ホテル(あべのハルカス上階)のスイーツや食事とのコラボチケットです。
「LOUNGE PLUS」 ティータイム+観覧券
前売券 3,700円 当日券 3,900円(税サ込)
「LOUNGE PLUS」 コラボデザート+観覧券
前売券 4,600円 当日券 4,800円(税サ込)
「ZK」 ランチ+観覧券
前売券 7,000円 当日券 7,200円(税サ込)
「COOKA」ランチブッフェ+観覧券
前売券 5,900円 当日券 6,100円(税サ込)
「COOKA」ディナーブッフェ+観覧券
前売券 8,600円 当日券 8,800円(税サ込)
販売は、ローソンチケット >>
フェルメールと17世紀オランダ絵画展 見どころ
フェルメール「窓辺で手紙を読む女」

1657-59年頃 油彩、カンヴァス 83×64.5cm
左側の窓から光が差し込み、室内の女性がなにかをしている、フェルメールらしさ満載の作品。
X線調査で壁に画中画が描かれていると判明したのは約40年前。
初期にはフェルメール自身が上塗りしたとされていましたが、詳しい調査により何者かによって手が加えられたものと判明し、長い修復によりキューピッドが現れました。
画中画や地図が描かれることが多いフェルメール作品で、修復前の「窓辺で手紙を読む女」は壁部分が多い感じでしたよね。それはそれでいいのかもだけど(笑)

レンブラント・ファン・レイン「若きサスキアの肖像」

1633年 油彩、板 52.5×44cm
光と陰の魔術師と呼ばれているレンブラントが、妻のサスキアを描いた作品。
レンブラントは裕福な一族のサスキアと結婚したことで、富と富裕層コネクションを手に入れたので打算?なのかと思いましたが、愛ある結婚だったようですね。
サスキアが亡くなった頃から、レンブラントの人生は暗転して無一文になります。
ヘラルト・テル・ボルフ「手を洗う女」

1655-56年頃 油彩、板 53×43cm
ヘラルト・テル・ボルフの現存する作品は80点ほどで、そのうちの1点です。
ドレスの生地感がスゴイ!!
そして、わんこが可愛い♪
ハブリエル・メツー「レースを編む女」

1661-64年頃 油彩、板 35×26.5cm
「手紙を書く男」「手紙を読む女」を見てから、 ハブリエル・メツーの他の作品見たかったので、ものすごく楽しみな作品です。
フェルメールと17世紀オランダ絵画展 グッズ
オランダ生まれの「フェルメールとミッフィー」のコラボぬいぐるみ2種類。

手紙を読んでるミッフィーは4,400円、手紙を書いてるミッフィーは手のひらサイズで2,200円です。
「手紙」をテーマにしたミッフィーグッズの販売が予定されているので、楽しみですね♪
- シーリングワックスセット(8,800円)
- インク(2,750円)
- レターセット(1,980円)
- マイセンのマグカップ(13,200円)
- マイセンオリジナルブレンドレギュラーコーヒー(1,944円)
- ステッドラー レザーペンケース(5,280円)
- patisserie KIHACHI バウムクーヘン(スペシャルパッケージ)
他にもたくさんのオリジナルグッズがあります。
フェルメールと17世紀オランダ絵画展 まとめ
「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の見どころ作品は、なんといっても修復後のフェルメール「窓辺で手紙を読む女」です。
ずっと隠されていたものが、キューピッドだったなんて・・・素敵です。
40年も前わかっていたけど、フェルメール自身が塗りつぶしたものなのか、他の人に手が加えられたものなのか判別が難しかったのでしょうね。
フェルメールの全作品を見たいと思っているので、これで目標に1歩近づけました。
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