
ゴッホの故郷、オランダ・アムステルダムにある「ファン・ゴッホ美術館」が所蔵する作品を中心に約30点、日本初公開となり手紙の展示もあります。
ゴッホを支え続けた弟テオ、その妻ヨハンナ、テオ夫妻のこどもでゴッホの甥であるウィレムへと受け継がれた作品を、日本で鑑賞できるチャンスです。
「ゴッホ展」は、2025年7月5日~8月31日まで大阪市立美術館で開催されたのち、東京都美術館、愛知県美術館へ巡回します。
「ゴッホ展」 公式サイト >>
ゴッホ展 基本情報

開催期間:2025年7月5日~8月31日
休館日:月曜日、 7月22日
開館時間:9:30~17:00(土曜日は19:00まで)
※最終入場は各閉館30分前まで。
会場:大阪市立美術館 大阪市天王寺区茶臼山町1-82
アクセス:JR・地下鉄 天王寺、近鉄大阪阿部野橋 徒歩5分 天王寺公園内
コインロッカー
100円返却方式のコインロッカーがあります。取り忘れに注意!
コインロッカーに財布を入れてしまうと、ショップでお買い物ができなくなるし、防犯上でも財布や貴重品はロッカーに入れないほうが良いです。
音声ガイド
ナビゲーターは、松下洸平さんと中島亜梨沙さんです。
会場に入り口に貸し出しブースがあります。
収録時間 1台 650円(税込)
アプリ配信「聴く美術」
配信価格 700円(税込)
配信期間 2025年7月5日~2026年3月末予定
大阪市立美術館へのアクセス

天王寺駅 地下からのアクセス
JR・地下鉄(大阪メトロ)は「天王寺駅」、近鉄は「大阪阿部野橋駅」です。
全ての路線が地下通路でつながっているので、地下を通ってあべちか4番出口から地上に出ます。

あべちか4番出口は階段とエスカレーターがあり、駅側から進むと階段の向こう側にエスカレーターがあります。
4番出口を上がったら左に進みます。(正面に天王寺駅前交番があります)

ひたすら真っすぐ進みます。

途中、ドックランのあるペットパラダイスや「よってって」が右手に見ながら進みます。

左側に「てんのうじどうぶつえん」の入口、右に蔵屋敷長屋門が見えたら、その間の道を進みます。
ここらあたりから通天閣が見えてきます。

やだらかな坂を進みます。

大阪市立美術館に到着です。

駅から徒歩4~5分です。
天王寺駅 地上からのアクセス
天王寺駅前の交差点に陸橋が架かっています。
陸橋から通天閣が見える方向に降りるとすぐにJRの線路を越える橋があるので渡ります。

天王寺公園の入口です。

真っすぐ進みます。

大阪市立美術館への看板があるのでここを右へ行くと地下からのアクセスと同じ道(ペットパラダイスのあたり)に出るので、あとは同じです。

地下からでも地上からでも、駅からは4~5分です。
動物園前駅からのアクセス
大阪メトロ「動物園前駅」からも歩くことができます。
1番出口から地上に上がり、そのまま少し進んで最初の曲がり角を左折します。
「てんのうじどうぶつえん」の矢印看板を目印にしてください。
そのまま進んで、JRの高架をくぐるトンネルを抜けます。
(この先の狭い商店街は大阪らしいディープなところなので苦手な人は、トンネルを抜けてすぐに右へ進み阪神高速沿いを行けば天王寺動物園ゲートに着きます)
そのまま、アーケードのある狭い商店街を進むと「きてやこうて屋」があるので、左の道を進みます。
「串かつだるま」に突き当たったら、右折して真っすぐ進んでください。

すぐに天王寺動物園のゲートが見えます。ゲート横の階段を上がってください。

階段を上ると正面に大阪市立美術館が見えます。

手前の階段を上がれば目の前に美術館があります。

振り返ると通天閣がきれいに見えますよ。
ゴッホ展 チケット情報
土日祝は、日時指定予約優先制となってます。
チケット料金
当日券 | 前売り券 | |
一般 | 2,200円 | 2,000円 |
高大学生 | 1,300円 | 1,100円 |
小中生 | 500円 | 300円 |
- 未就学児、障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料(要証明)
- 学生は要証明書(学生証)
- 大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要
- 本展観覧券(半券可)の提示で、あべのハルカス美術館「深堀隆介展 水面のゆらぎの中へ」の当日券を100円引きでご購入できます。
企画チケット
ミッフィーあみぐるみチケット 9,900円
一般前売券 1枚 (2,000円)+ ミッフィー「あみぐるみ」引換券1枚(9,350円)のセット券
前売ペアチケット 3,600円 販売終了
一般観覧券2枚セット
2人一緒でも、1人で2回でも利用可
家族割チケット 2,000円 販売終了
一般チケット1枚+小中生1枚のセット
必ず一緒に入館してください。
音声ガイドセットチケット 2,500円 販売終了
一般観覧券1枚+ガイド機利用引換券1枚
チケット販売期間
前売り販売 2025年4月28日~7月4日
当日券販売 2025年7月5日~8月31日
チケット購入方法
チケットは当日窓口で購入することができますが、前売りチケットは当日券よりも安くオンライン購入できます。
詳しくは、公式サイト で確認してください。
ゴッホ展 見どころ作品
ゴッホ「画家としての自画像」

イーゼルの前の自画像は、パリから南仏に旅立つ直前に描かれた作品です。
労働者階級に服装を身に着けて、制作中の作品に真剣に取り組んでいる様子がうかがえます。
ゴッホ「女性の頭部」

オランダ時代によく描かれた作品。
赤っぽい色合いに緑の補色の効果でコントラストが生み出されるようにしている。
ゴッホ「グラジオラスとエゾギクを生けた花瓶」

パリでの作品。
印象派の作品に刺激されて、色彩が明るく、重ね塗りでやや厚くなっています。
ゴッホ「種まく人」

アルルでゴーギャンと共同生活をしている時の作品。
ミレーの「種まく人」に憧れて、何度も試作して辿り着いた作品です。
ゴッホ「羊毛を刈る人(ミレーによる)」

ゴッホはいろいろな作品を模写していますが、ミレーの作品が一番多いです。
この作品は、ミレーの「野良仕事」のスケッチを模写しています。
白黒のスケッチからの模写なので、色合いはゴッホオリジナルとなります。
ゴッホ「農家」

オーヴェールでの作品。
ザックリと描かれてる作品だけど、すごく好きです。
「ゴッホ展」まとめ
今回開催される「ゴッホ展」は、ゴッホを金銭的にも精神的にも支えた弟テオの家族が、ゴッホのための美術館を開館させるために奔走しできた「ファン・ゴッホ美術館」にある作品展です。
ゴッホの作品を一度にたくさん見られるチャンスです。
大阪市立美術館のあと、東京都美術館、愛知県立美術館に巡回します。
「クレラー=ミュラー美術館」所蔵の「夜のカフェテラス」や「アルルの跳ね橋」が来日する「大ゴッホ展」もあります。こちらは、神戸市立博物館、福島県立美術館、上野の森美術館と巡回します。
2025年はゴッホ好きには、うれしい年になりますね。
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